八代経済開発同友会が創立60周年を迎えられましたこと、心からお慶び申し上げます。
貴会におかれましては、この八代地域の発展のため、長年にわたる様々な活動を通して、地域社会に貢献されてこられました。それも一偏に、歴代代表幹事の皆様の類まれなリーダーシップはもちろんのこと、会員の皆様の高い志の賜物であると心から深く敬意を表する次第です。
さて、50周年からの10年を振り返ってみますと、八代妙見祭のユネスコ無形文化遺産の登録や、くまモンポート八代の操業開始など、貴会が積極的に推進してこられた運動が、成果として現れ、また八代・天草シーライン構想の推進においては、構想路線に格上げされるなど、この地域の魅力を見つめ直し、地域がもつ可能性を高める、多くのきっかけや方向性をその運動の先頭にたち貴会にはお示しいただきました。近年では、高校生との会議を通して、八代中心部に賑わいを創出させようと、写真機を本町アーケードに設置されたことは記憶に新しいところです。会は違えども、この八代のために、ともに活動する経済団体として、大変な刺激を頂いております。私たち八代青年会議所は来年、創立65周年を迎えますが、貴会のようにこの地域に必要とされる団体で有り続けれるよう、これからも仲間たちと力を合わせ、地域の課題解決に向けて全力で取り組んでいきたいと考えています。
本年度、村田代表幹事の掲げられる「議論を重ねて、それぞれの未来を重ねよう」のスローガンの元、一年間の活動が滞りなく果たされますこと、そしてまたこの60周年が一つの節目として、70年、100年と末永く続いていきますことをご祈念申し上げて、お祝いの言葉に代えさせて頂きます。