この度は八代経済開発同友会の創立60周年という記念すべき節目に際しまして、心よりお祝い申し上げます。
 貴会におかれましては、創立50周年に会員の皆様と共におつくりになった理念のもと、常日頃より八代経済、市民の幸福に向け会員一丸となり、例会、研修会、事業に取り組まれ、歴代の代表幹事はじめ役員・会員の皆様の不断の努力と精神が脈々と活動を続けてこられましたことに衷心より敬意を表します。
加えて、八代経済5団体会議、また「安心なまちやつしろプロジェクト推進会議」においても、貴会が積極的に参加され貢献されていることに心より感謝を申し上げます。
 一層の地域貢献という共通の目指すべき所に、貴会の存在は確固たるものと認識しております。
 回顧いたしますと、私が貴会の50周年の実行委員長を務めさせていただいた時のスローガン“節目は(50周年)は、きっかけ(チャンス)を与えてくれました”が、昨日のようであり、多くの時が流れました。故神園喜八郎元代表幹事がかつて夢見たクルーズ船港も、皆様方の努力によって現実となりました。
 この10年を振り返れば、2013年:量的緩和による低金利時代、2016年:熊本地震、2019年:令和への改元、消費税率の引き上げ、2020年:新型コロナウイルスの大流行、2021年:東京オリンピック、熊本7月豪雨、2022年:安部元首相の銃撃事件、ロシアによるウクライナ侵攻 2023年:くまモンポート完成式、大谷翔平MVP、インボイスの実施など、多くの局面に直面しながらも、貴会は理念に従い、進化し続けられておられます。
 八代を深く愛し、地域の現状に精通し、また経済に対して深い造詣をおもちの八代経済開発同友会がこれからも、過去60年の歴史と誇りを胸に、厚い情熱と斬新な発想力、果敢な行動力を発揮され、八代を牽引する存在として大いに貢献されることを、心より期待申し上げます。
 最後に、八代経済開発同友会のさらなる発展と、全ての会員様方の益々のご活躍、そして愛する我が八代のさらなる飛躍と繁栄を、心よりお祈り申し上げます。