60周年を迎えて
八代経済開発同友会
第60代 代表幹事 村田眞一郎
八代経済開発同友会は、これまで社会の変化に対応するためその折々で変化し続けています。各会員企業と共に常に変化し、環境に適応し続け60年間存続してきました。奉仕の志のもと経営や経済問題に限らず、地域活性化のために関係人口増加につながるような文化振興や、行政の施策について学び共に取り組んできました。
一方で、時代が変わり変化し続ける中で我々が変わらないものがあります。常にリーダーとして夢を語り、地域、業界のみならず、世代間でも連携し共生する道を探り、力を合わせて解決するということです。時代は変わり環境も変化し置かれている状況はこの60年で全く違うものではあるかもしれません。しかし八代地域のリーダーとして夢を語り続けていかなければならないことは、変わってはいません。時には青臭い夢物語だと言われるかもしれませんが胸を張って大声で語り続けなければいけません。
夢を語りそれを実現していくことこそ、我々の八代経済開発同友会の存在意義でもあると考えます。10年前の八代経済開発同友会の理念の作成と全会員企業の理念の確認によりそれぞれの存在価値を再認識することで、個社、経営者個人として成長洗練し続けています。この10年では、その侍がさらに外部と連携することにより個では実現が難しいものを、力を合わせて実現してきました。
日本では今後人口が減少し地方はそれに伴い疲弊していくことが予想される中で、八代の無限の可能性、そのポテンシャルを知っている我々だからこそ、八代経済開発同友会の旗のもと今後も明るい未来を語り実現し続けていきます。
我々の明るい未来を次世代へ引き継ぐには、会員それぞれ未来はもとより、関係団体、関係各位の未来を持ち寄り、思い合わせることでより素晴らしい未来を描き実現したいと考えていますので、これまでのご協力に心より感謝申し上げつつ、今後ともこれまで以上のご協力をお願い申し上げます。